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みんなのミュシャ展 見ごたえ抜群企画展の混雑度、所要時間、見どころ

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東京渋谷・Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ―線の魔術」展に行ってきました!

 

会期スタートから1週間以内の平日にもかかわらず、早くも混雑の兆しが見えました

見ごたえ抜群の麗しの企画展だったので、これから混雑していくのは必至かと思われます。

気になっているならぜひお早めにどうぞ!

 

以下、みんなのミュシャ展の混雑具合や所要時間、見どころなどのレポートです。

 

 

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展示構成

 

まずは展示構成をご紹介します。

1~5章に分かれて構成されており、概要は以下の通り。

 

1.序―ミュシャ様式へのインスピレーション

2.ミュシャの手法とコミュニケーションの美学

3.ミュシャ様式の「言語」

4.よみがえるアール・ヌーヴォーとカウンターカルチャー

5.マンガの新たな流れと美の探求

 

ミュシャが影響を受けた美術の紹介から始まり、ミュシャ自身で手掛けた作品の解説があり、ミュシャから影響を受けたアーティストの作品展示で締める。

コンセプトが非常に分かりやすい構成です

 

グラフィックアートを中心に据えているので、美麗な女性のリトグラフ作品のような「いかにもな美しいミュシャ作品」が多く、スラヴ叙事詩や装飾具などの作品は少なめです。

1897年
モナコ-モンテカルロ

 

 

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3つの見どころ

 

ではみんなのミュシャ展の見どころはどこにあるでしょうか。

たくさんあります!が、3点に絞って挙げてみます。

 

ミュシャ濃度が高い

 

ミュシャの作品がたくさん展示されています。

これは当たり前のようで当たり前ではない重要なポイントです。

 

仲の良かった画家仲間の作品で濃度を薄めたりしてしまう企画展がままあるのですが、みんなのミュシャ展は違います。

ミュシャ自身の作品や、本当に強く関連している作品ばかりが集められているのです。

 

ミュシャの作品、約120点

全展示数、約250点

ボリュームたっぷりです。

 

 

やっぱりミュシャは美しい

 

みんなのミュシャ展を魅力的にしているのは、まぎれもなくミュシャの作品の美しさです。

2mを超すような巨大リトグラフも、資料集になるような装飾デザインも、そして鉛筆描きの習作ですら美しい。

8歳の時に描いた磔刑図だって美しい。

 

なにが美しいのかを言葉にして挙げると、目力とか、姿勢とか、陰影とか、気品とか、陳腐なものになってしまうけれども、ミュシャの描く人物たちには命があるかのような力が宿されているのですよね。

 

サラ・ベルナールのポスターなんかため息ものです。

これは売れるはずだ……。

 

イチオシは「椿姫」という作品。

 

こちらも巨大なポスターなのですが、星が銀色にキラキラときらめくところがなんともロマンティック!

照明を反射して光る銀色の星。

たまりません。

 

 

ミュシャが後世に遺したこと

 

みんなのミュシャ展の大きな特徴のひとつは見どころのひとつでもあります。

それがミュシャが後世に与えた影響の成果です。

 

ローリングストーンズやピンクフロイドらロックスターのジャケット、アメコミ、少女漫画……

これはミュシャの影響受けてるわ、という作品たちが展示され、ミュシャが確立した独特の世界観が後の文化を極めて豊かにしたことが納得できます。

 

「Q型方式」という構図パターンを紹介しながらミュシャと後世の作家をリンクさせる解説方法も分かりやすいポイント。

Q型方式とは、後景に円環を配置し手前の人物の衣を斜め下に流すことで、アルファベットのQの形のような構図を作ること。

ミュシャが多用し、後世の作家も愛用した形式を繰り返し示すことで、理解がしやすくなっています。

 

 

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混雑度

 

さて、気になるのが混雑具合ですね。

会期がはじまって1週間経っていない平日に行ったのですが、既にそこそこ賑わっていました。

 

作品の前の列が二重になることはあまりないものの、作品の正面が空いていることはあまりありません。

正面から1列目で見るにはちょっと待つくらいの混雑具合でした。

 

かなり見ごたえがある企画展なので、会期後ろにかけては混雑必至と見ます。

ぜひお早めに!

 

 

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所要時間

 

所要時間ですが、1時間半前後見積もるのがよいかと思います。

2時間あれば安心できます。

1時間だと短すぎるでしょう。

 

金・土曜日は21時まで開館しているので、2時間くらい確保して行けるのが理想的です。

 

 

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関連記事

 

私事ですが、ミュシャ、好きなんですよ……。

ということで、関連記事は3つあります。

予習や復習にどうぞ役立ててやってくださいませ。

アルフォンス・ミュシャ 優美な女性画だけじゃない!多彩なアーティストの実像

アルフォンス・ミュシャの生きた時代 19~20世紀の絵画世界

アルフォンス・ミュシャの生きた時代 19~20世紀にかけての社会情勢

 

 

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関連書籍

 

ミュシャの画集や解説書はたくさんありますが、押しの4冊をご紹介します。

 

ミュシャの作品を網羅したい→『アルフォンス・ミュシャの世界』

目で楽しみたい→『ミュシャ作品集』+『ミュシャ展』

解説を図版とともに読みたい→『もっと知りたいミュシャ』

 

以下詳述します。

 

まずは『アルフォンス・ミュシャの世界』

ミュシャの作品を幅広く知りたいという場合はこちらがおすすめです。

ミュシャの作品は美女のリトグラフばかりではありません。

この書籍では、巨大テンペラ画やデザインなど、あまり有名でないかもしれない作品たちもかなり幅広く掲載しています。

ミュシャの作品を網羅したいのであればこれに勝る書籍はありません

 

次、『ミュシャ作品集』

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¥3,024 (2019/08/19 06:13:11時点 Amazon調べ-詳細)

こちらは画質が極上。

図版のサイズも大きく、ミュシャの作品を目で楽しみたいなら『ミュシャ作品集』がベストです。

 

そして『ミュシャ展』

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¥2,400 (2019/08/19 06:13:11時点 Amazon調べ-詳細)

2017年に六本木・国立新美術館で開催された感動の企画展「ミュシャ展」の公式図録で、現在Amazonや一般書店でも流通している書籍です。

見どころは名作スラヴ叙事詩の完璧な解説と図版

目でも頭でもスラヴ叙事詩を堪能できます。

 

ラスト、『もっと知りたいミュシャ』

解説書としておすすめするのがお馴染みの『もっと知りたい』シリーズです。

解説の充実度、分かりやすさは他の書籍にはない魅力です。

 

 

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まとめ ミュシャ、いい。

 

この一言に尽きます。

ミュシャ、やっぱいいです。

大好きだー!!!

 

以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました♪

 

 

開催概要

 

みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ―線の魔術

2019年7月13日~9月29日

Bunkamuraザ・ミュージアム

東京都渋谷区道玄坂2-24-1

JR・東京メトロ・京王井の頭線・東急田園都市線 渋谷駅より徒歩7分

休館日 7月30日、9月10日

開館時間 10:00~18:00(金・土曜日は21:00)

一般当日券 1,600円

公式ホームページ https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/19_mucha/

 

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