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三国志展 三国志をあまり知らないただの美術ファンは楽しめたかレポ

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東京上野・東京国立博物館で開催中の「特別展 三国志」に行ってきました!

 

ポスターの関羽像かっこいいなあ。

でも三国志あんまり詳しくないから楽しめるかなあ。

と迷っていましたが、えいっと行ってみたらちゃんと楽しめました。

 

この記事は、三国志展が気にはなっているけれど詳しくないから不安、という初心者さんを三国志展に勧誘する内容になっています。

具体的な展示方法が一部書いてありますので、ネタバレは絶対に見たくないのでしたらそっとお戻りくださいませ

 

また、展示構成、混雑度、所要時間、見どころなどが手っ取り早く知りたいな、という場合はこちらの記事の方がおすすめです。

三国志展 さすが東博!魅惑の特別展の混雑状況、所要時間、見どころ

ではでは以下レポ本文、どうぞ!

 

 

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筆者と三国志の軽いお付き合い

 

筆者と三国志の仲はそんなに深くありません。

これくらいです。

 

・大学時代に図書館で吉川英治本を借りて読んでいたけど、続きを誰かに借りっぱなしにされて、返却を待っている間に忘れてしまってそれっきり

・映画「レッドクリフ」を映画館で見て、孔明のかっこよさにときめいた

以上。

 

浅っ!

しかもこれ、もう何年前のことでしょう?

 

レッドクリフPartⅠが2008年公開、というと10年以上も前なんですね……

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いやはや、時が経つのは早いですね。

恐ろしい。

 

そんなわけで、筆者と三国志の結びつきは全然強くないのです。

もはや「周瑜って誰だっけ」レベル。

 

 

こんなんでも三国志展はちゃんと楽しめました

ありがたや、ありがたや。

 

 

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三国志展がどう楽しかったのか

 

では、実際に三国志展をどんな具合に楽しめたのか。

序盤、中盤、終盤に分けて書いてみます。

 

序盤、焦る

序盤は焦りました。

ついていけなさそう、やばい、失敗したか、と正直思いました。

 

最初に展示されていた「関帝廟壁画」はおそらく三国志の名場面を描いたのであろう壁画、ですが、その場面がどのくらい重要なのか分からないのです。

 

「関羽、程遠志を斬る」

と書いてあっても

程遠志って誰!?

関羽って、あー、武将、だっけ?

程度しか思い浮かびません。

 

しかも保存状態があまりよくなく、見た目を楽しむわけにもいきません。

 

周りからは「○○だ!スゲー!」と感動の声が聞こえますが、こちとらサッパリです。

 

まずいなあ、場違いなところに来てしまったか……

というのが正直な感想でした。

 

中盤、盛り上がる

それでも徐々に面白くなってきます。

 

ポスターやリーフレットの顔になっている「関羽像」は、実物も惚れ惚れするほど凛々しい像でした。

第2章で展示され始めた副葬品は状態もよく、見て楽しむこともできました。

 

一番ワクワクしたのが諸葛亮と10万本の矢のエピソードの展示。

これは圧巻で、他の方々も感嘆の声をあげて写真を撮っていました。

 

諸葛亮が10万本の矢を戦地で調達したという逸話の内容はこうです。

 

諸葛亮は30人ずつ兵が乗った20隻の船を率いて敵陣に近づきます。

驚いた敵は、船めがけて矢を打って打って打ちまくる。

放たれた矢は、船に張られた幕に刺さりました。

近づきすぎず離れすぎずの絶妙な距離感で敵の攻撃を誘い、幕にたくさんの矢をプレゼントしてもらった諸葛亮は、悠々と自陣に戻ってきましたとさ。

 

なんという策士!

 

このエピソードの紹介だけでも面白いのですが、展示方法も見事です。

船めがけて放たれた無数の矢が、展示室の天井の端から端へと飛んでいるような演出になっているのです。

 

臨場感たっぷりのこの展示は文句なしに見ごたえがあり、グッと心が掴まれました。

 

終盤、夢中

孔明の矢で盛り上がってからは夢中です。

 

目玉の曹操高陵の展示も面白ポイント満載。

魏の国の王・曹操の墓に関する最新の研究成果が紹介されているのです。

 

故人は手厚く葬るのが良しとされていた当時、大国・魏の王の墓はどれほど豪華絢爛なことか。

期待しますよね。

 

ですが曹操は遺言を残しました。

曰く、

 

世が乱れている今は、私の葬儀を大々的にすべきではない。

質素簡潔に済ますように。

皆は変わらず、粛々と治世に励むべし。

 

本来なら極めて手厚く弔われるのが自然な立場の曹操。

果たして遺言は守られたのでしょうか!?

 

答えは会場にあります。

 

 

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美術ファンとして面白かった展示品

 

三国志に関しては初心者な筆者ですが、美術ファンとして面白いと感じた展示品がありました。

 

俑です。

 

俑とは墓に副葬された人形のこと。

始皇帝の墓に副葬された兵馬俑は有名ですね。

その俑の特徴が、魏、蜀、呉の三国でちょっと違うのです。

 

たとえば蜀の俑。

農産物、絹などがよくとれた豊かな蜀の国の俑は、ふくよかで朗らかな表情をしています。

対して呉の俑。

技術立国であった呉の俑は、一体ごとに具体的に役割が与えられて、何体かで場面を構成するような造りになっています。

 

それぞれの風土によって人形の表現が異なってくるというのは興味深いポイントでした。

 

 

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最低限の基礎知識5つ

 

ここまでで三国志展は初心者でも楽しめることがお伝えできたでしょうか。

最後に、初心者でも楽しめる特別展とはいえこれだけは最低限知っておいた方がいいかと思われる5つの基礎知識をざっくりとご紹介します。

 

・三国志とは、中国の三国時代の歴史書である

・三国時代とは後漢が滅亡した220年から、晋が天下統一した280年までのこと(諸説あり)

・三国とは魏、蜀、呉

・魏の有名な皇帝は曹丕、曹操、蜀の有名な皇帝は劉備、呉の有名な皇帝は孫権

・諸葛亮(孔明)は蜀の劉備に仕えた軍師

 

深く知っているに越したことはありませんが、これぐらい分かっていれば楽しめます。

 

もっと予習していきたいなという方にはこちらの書籍がおすすめです。

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本当は三国志を読んで行くと面白いので、もし余裕があれば小説かマンガをどうぞ。

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まとめ 三国志展、楽しい。by初心者

 

三国志展は初心者でも楽しめます。

知識がある方が楽しめるのは事実ですが、よく知らなくてついていけるかな……という不安は不要です。

ぜひ行ってみてくださいね!

 

以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました♪

 

三国志展の混雑状況、所要時間、見どころ、開催概要等はこちらの記事でご紹介しています。

三国志展 さすが東博!魅惑の特別展の混雑状況、所要時間、見どころ

 

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